院長あいさつ
      患者様おひとりおひとりを大切にする医療
 1990年代後半、臨床医学に大きな変化が起こりました。専門家の経験に加えて統計学的な事実が重視されるようになったのです。それを根拠に基づく医療(Evidenced Based Medicine; EBM)と呼びます。EBMによって誰でも科学的に治療法を吟味し、選択することができるようになりましたが、評価の対象はあくまでも標準化された集団です。今後、遺伝情報の解析が進み、精密医療(precision medicine)が発達すると、EBMを踏まえながら、個人レベルの最適な医療が実現する時代が来ると言われています。医療の個人志向が強まる中で、患者さんの身近にあって病歴や生活歴を共有し、診療情報を集積した診療所の役割と責任はますます大きくなると思われます。
 当院は、疾病に悩み、不安を持つ人が、いつ訪れても我が家のようにくつろげるmedical homeです。EBMに基づく最新の医療と最良の介護にアクセスでき、診療情報の集積によって、患者様おひとりおひとりを大切にする医療をめざしています。
理事長/院長/医学博士
澤田 知宏
所属学会
- 日本内科学会
 - American College of Physician(ACP)
 - 日本血液学会
 - 日本癌学会
 - 日本感染症学会
 - 日本糖尿病学会
 - 日本アレルギー学会
 - 日本人間ドック学会
 - 日本プライマリ・ケア連合学会
 - 日本臨床内科医会 熊本県内科医会(理事)
 
特記事項
- 認定内科医・総合内科専門医(日本内科学会)
 - 血液専門医(日本血液学会)
 - プライマリ・ケア認定指導医(日本プライマリ・ケア連合学会)
 - 産業医・健康スポーツ医(日本医師会)
 
略歴
- 1984年
 - 福岡大学医学部医学科 卒業
 
- 1984年
 - 
            熊本大学医学部付属病院 第2内科(高月 清教授) 入局
熊本市民病院 内科(1985年)
小国公立病院 内科(1986年) 
- 1991年
 - 熊本大学大学院医学研究科 修了 医学博士
 
- 1992年
 - 
            米国食品医薬品管理局(メリーランド州ベセスダ)Visiting fellow
Food and Drug Administration(FDA)
Center for Biologics Evaluation and Research(CBER)
Laboratory of Hematopoiesis
Deputy Director Dov H. Pluznik PhD 
- 1996年
 - 公立玉名中央病院 内科
 
- 1997年
 - NTT西日本九州病院 内科
 
- 2002年
 - 沢田内科医院
 
理念
      - ※高度な医療
 - 患者様に安心をあたえ、地域に信頼され、職員が全力を尽くす医療(高月)
 
概要
- 名称
 - 医療法人社団 メディカルアクセス 沢田内科医院
 
- 理事長/院長
 - 澤田 知宏
 
- 所在地
 - 〒862-0924 熊本県熊本市中央区帯山4丁目21-22(Googleマップ)
 
- 連絡先
 - Tel.096-382-6401Fax:096-382-9638
 
- 診療科目
 - 
          内科/
          循環器内科/
          呼吸器内科/
          消化器内科/
          血液腫瘍内科
代謝糖尿病内科/ アレルギー科/ 臨床検査科 
沿革
- 1967年3月21日
 - 沢田内科医院開院 院長:澤田 正臣
 
- 2000年4月13日
 - 医療法人社団メディカルアクセス設立 理事長:澤田 正臣
 
- 2002年4月1日
 - 診療所改築、副院長:澤田知宏
 
- 2011年4月30日
 - 理事長/院長:澤田 知宏
 
医院の特徴
臨床医学から学び取った最良の果実を届けたい
            総合内科
プライマリ・ケアとしていろいろな内科的問題に対応
プライマリケアの視点から、いろいろな内科的問題を総合的に解決します。
              年齢、性別、臓器別にこだわりません。当院は前院長から帯山で50年以上、外来診療、入院、往診、企業や学校の検診など地域医療活動を通じて多様な経験を積みました。看取りもさせていただきました。
              診療所は患者様や地域の求めに応えて、臨床医学から最良の果実を選び取り、届けなければなりません。そのために専門職集団としてのチーム医療を整え、急性期医療にUrgent Careのプロトタイプを適用し、慢性疾患にはリスク管理に基づく計画的な診察を行って来ました。
              Urgent Careは米国で発達した医療で、生命の危機には及ばないが、できるだけ早く治療を受ける必要のある患者様を対象とします。上気道炎、腸炎など頻度の多い疾患や慢性疾患の急性増悪などを院内において速やかに診断し、治療できるようになりました。
            血液内科
血液専門医による血液疾患診療
血液学の基礎研究から臨床まで経験しました。米国では4年間にわたりD.H.Pluznik先生からサイエンスのご指導を受けました。主に血液疾患の診断を行います。血液内科に通われている患者様の日常的な合併症にも対応します。
熊本大学病院、くまもと森都総合病院、熊本医療センター、熊本市民病院、熊本赤十字病院の血液内科と連携します。
            メディカルホーム
いつでも安心して利用できる、わが家のようなクリニック
本当の健康社会とは、個人の負担をできるだけ減らしながら健康を保つことのできる社会ではないでしょうか。当院は疾病を持つ人にとって、いつでも安心して訪れることのできる家のような場でありたいと願っています。
急性疾患の初期診療、慢性疾患のリスク管理、在宅支援診療所として在宅医療、そして予防医療を行います。また高度専門医療施設やコミュニティーホスピタルとの連携、薬局、訪問看護ステーション、介護施設との情報交換など、地域においては医療や介護サービスのハブとして機能を充実させます。
            専門職によるチーム医療
多様な専門家が、それぞれの視点で患者様をサポート
医療の現場は専門職のコラボレーションと言えます。医師や看護師をはじめ多様な専門家が、それぞれの視点で患者さんを支えます。複眼的な視点は医療安全の向上にもつながりました。
            質の高い遠隔診療
ネット予約・オンライン診療などのバーチャルクリニック
医療の対象は生きた人間であり、対面診察に勝る診察はありません。しかし、発達しつつある情報通信技術(IT)を応用すれば対面診察の問題を解決して、診療の質を上げることができると思います。電子カルテ、Web問診、オンライン診療など、それぞれの特性を生かし、相互に関連付けながら診療を行っています。